今日の検証

 今日は現在開発中のMoto Boostの廉価版(国内向け)にシリコンの種類を変えて試乗してみました。少し形状を変えたものを入れて乗ってみたところ、一番軽い変速で空回りせずとても軽く街中の平坦な道のちょっとした段差も気になりませんでした。


これまではMoto Boostは自転車に熱心な長距離や悪路を好んで走行されるような方々に一番適していると思っていましたが、女性やシニアの方々にもぴったりなバージョンを提供できると確信しました


乗った感触だけでは、好みや個体差に左右される事も多いので科学的な裏付けを徹底して求める私達はこの少し形状を変えたシリコンでの性能テストを無人のトルク試験検査機で調べてみました


トルク試験検査機



人が試乗してテストすることも大事なのですが、それだけでは性能を完璧に知ることはできません。
個体差やその時の体調・好みなどに左右される可能性もあるからです。

そこで弊社では坂道・平地・体重の想定可能な無人の試験機でギアの性能を調べます。
これにより回転効率がどの程度か、基本的なそのギアの性能が分かります。

少し形状を変えたシリコンは、女性やシニアで買い物などに近所への短時間乗りを一定時間繰り返す状況を仮定して作成しました。平地を想定しています。

そして私が試乗して得た感想の裏付けとなる数字的な成果を得ることが出来ました。


平地は抵抗が少ないので回転が速くなり筋肉負担軽減よりも回転効率が上がる傾向にあるのですが、シリコンの形状を変える事でとてもソフトな乗り心地を実現しつつ回転効率も高める事が出来ました


EU向けのMoto BoostはEUにおける自転車の使われ方の傾向から、長距離など熱心に自転車に乗る方が対象なのですが、国内向けの廉価版Moto Boostは、やはりママチャリの多さと
ママチャリ利用者の女性またはシニアの多さを考え脚力の弱い方や買い物など短時間乗りを一定時間で繰り返す方(1時間内にスーパーに行ったりドラッグストアに行ったりなど)へのバージョンを検討していました。

主観的な体感ではなく、客観的な科学的な裏付けをお客様に説明できるよう検証を重ねています。

来週にはこの国内向けMoto Boostの商品レベルサンプルが完成するのでとても楽しみです😃












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